なんと今回はイタリア在住のW様よりのインターナショナルなご注文! インターネットで当工房のスプーンラックを見つけられたとのことで、メールでお問い合わせいただきました。 いやはや世界も狭くなったものです。 イタリアで集めたスプーンを飾るので、イタリアの地図をモチーフにしたラックをご希望でした。 当初はインレイ(象嵌)で地図を埋め込みたいとのご要望でしたが、幾何学的な模様ならなんとかなっても、 今回のような非常に細かい凹凸のあるものは技術的に難しいため、違う材質で切り抜いた地図を貼り付けることで ご勘弁いただきました。 材はベースとフックがアルダー、イタリアはブナです。
アメリカにも地図をモチーフにしたラックはあるのですが ベース自体がアメリカの形をしていて、その前面にフックが付いているタイプのもの。 当初は同じようにイタリアの形のベースにフック、というものを考えていましたが、ご存知のとおり、イタリアはたてに細長く、フックを渡すには不向きな国土形状をしているため、「ベースにイタリア地図」という方向に変更しました。
アメリカにも地図をモチーフにしたラックはあるのですが ベース自体がアメリカの形をしていて、その前面にフックが付いているタイプのもの。
当初は同じようにイタリアの形のベースにフック、というものを考えていましたが、ご存知のとおり、イタリアはたてに細長く、フックを渡すには不向きな国土形状をしているため、「ベースにイタリア地図」という方向に変更しました。
ただ、ベースとなる背板も、定番の盾状デザインではなく、 「何か巻物のような感じで・・・・」とのご注文に、さすがに 最近もう若者ではなくなった職人の頭に浮かんだのは、 往年の宇宙戦艦ヤマトやキャプテンハーロックの著者である 松本零士氏描くところの(え?知らない?)、物語の 背景説明や事件の後日談などを語るときに用いられた、 ボロボロの巻物のイメージでありました。
完成して見ると、なかなかの出来栄え。 大きさは高さ46cmくらい、幅65cmくらい。 写真では見づらいのですが、地図上でW様がお住まいのローマの場所に真鋳のクギが刺してあります。