リアルな木馬
(高いよ・・・)




以前、アメリカの木工雑誌に出ていたこの木馬を見て
いつか作ってみたいと思いつつ、時間がなくて
実行に移せずにいました。
・・・が、先日、一念発起!いつもは作らないものを
たまには作ってみたくなり、お客様のご注文の製作の
合間に少しずつ進めていたものがやっと完成しました。

材料は、本体がアルダー、鞍がウォルナット、
ベースがナラ、足掛けと取っ手がメープル。
全長1100mm、全高670mmの堂々としたものです。
本体はオークのステインにシェラック仕上げ、
鞍やベースは木地にシェラックを塗って仕上げてあります。









日本ではこんなリアルな感じのものはめったに
見かけないですね。
おかげで非常に楽しく作れましたが、この木馬、
見ていただければおわかりの通り、全てが曲線で
構成されており、直線はというと、わずかに
ベースの一部にあるのみなのです。

それが何を意味するのかと言うと・・・機械が
ほとんど使えず、全てが手作業になるのです。TT
それも木の塊から削りだしたのではなく、普通の
20mmくらいの厚さの板を何層にもはり合わせて
作っており・・・全部で8層になっています。



お腹のなかにはバネが仕込まれており、普通の木馬同様前後に揺らすことができます。

とっても製作に時間がかかった結果、お値段をつけるとしても
とっても高いものになってしまい、お店のディスプレイくらいじゃないと
売れない商品になってしまいました。TT



当工房で直接ご相談や打ち合わせをする際に、
お客様がよくお子様連れでいらっしゃるケースがあるので、
これからは接客担当猫のチロと合わせて人気者になることでしょう。

今回の写真は逆に、世田谷区のA様のお宅に打ち合わせに伺った際に
木馬を持ち込み撮影させていただきました。
上の写真のモデルはA様のお嬢様のMちゃんです。
ちょっと固さが抜けませんでしたが、以前にも読者モデルのご経験があるとのことで、さすが!
かわいい写真になりました。

A様、Mちゃん、ご協力ありがとうございました。