工房について

工房
世田谷区大蔵 03-3749-8169


2009年5月に東急ホームズのミルクリークで待望の家具工房が完成しました!

工房

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ついに!・・・ついに!念願の200Vの機械たちを手に入れました。T T
長い道のりでした。
工房も約30畳くらいの広さになり、これでもう「工房が・・・・」とか、
「機械が・・・」とは文句を言えなくなりました。

知らない人には何のことやらわからないと思いますが、ラインナップは
昇降盤(永和)、横切盤(東海)、手押し(大洋)、自動(大洋)、角のみ盤(大谷)、
バンドソー(日立)、その他にボール盤と台湾製の集塵機、
集塵機以外は全て中古ですが、日本製の機械は40年、50年当たり前というぐらい
よく働くので、申し分のない機械たちが手に入り、当日は頬ずりして過ごしました。

欲を言えばもう少し材料置き場が広ければうれしいのと、
パネルソー、プレス、オーバーヘッドルーターなども欲しかったのですが、
そんな事を言ってはバチが当たります。

以前の6畳間工房で、100Vの機械たちを毎度毎度場所を入れ替えては
あちこちに体をぶつけながら製作をしていた時に比べれば
本当に天国のような工房になりました。

あとは本人のスピードアップと技術の向上次第・・・・・・・・
少し営業にも力を入れねば・・・・・などと考えつつも機械を眺めてはニヤついています。

「おとこ」はみな、「形」から入るのが好きなのです。


その他にも小さな「ギャラリー兼打ち合わせルーム」もできました。
これで、お客様をお迎えするたびに、必死にリビングルームの掃除をする必要も
なくなり、ちょっと気が楽になりました。
実物の展示はまだ少ないですが、だんだんと増やしていきたいですね。

工房

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この工房には家具職人のほかに、塗装担当重役である奥さんと、
工房猫が6匹おりました。
今は2匹に減ってしまいましたが、いなくなった4匹も「名誉工房猫」として、
いまだにHudson River Wood Craftsの一員です。

工房猫の近況

うに: 2020年7月、見習い工房猫に就任

ノア: 2013年11月、工房猫に就任!

ぷ~: 2004年夏に家出・・・

らむ: 2012年9月に天国に旅立ちました

チロ: 2009年11月19日、21歳半で天国に旅立ちました            

モモ: 2008年12月末に天国に旅立ちました

ちろ
名誉工房猫その1“チロ” (21歳半で天国へ)

ぷー
名誉工房猫その2“ぷ~” 家出・・・

らむ
名誉工房猫その3“らむ”

モモ
カリフォルニア在住(でした)
名誉工房猫“モモ”

らむ
新工房猫 “ノア”

ぷー
見習い工房猫 ”うに”


家具職人はもと大手生命保険会社の運用部門に勤めるサラリーマンでしたが、
会社の命を受けニューヨークに赴任した時、その命とは別の天職をうっかり見つけてしまい
帰国後しばらくして職業訓練校木工科の戸を叩いたのでした。

ある日、日本の家具はみんな同じ形、同じ色をしていて存在感がないことに気づきました。
アメリカのクラフトマン(ウーマン)の作る家具や雑貨はみな、
他では見ないオリジナリティーにあふれたものばかりでした。
これがまず一点。

もう一点が、とても情けないことですが、この道を目指し始めて初めて気づいて
愕然としたことが、”我が家には無垢木だけでできた家具がほとんどなかった”
ということでした。
アメリカで購入してきたいくつかの家具は無垢の木で作られた一品物だったのですが、
その他はみな無垢の顔をしたハリボテでした。

別にハリボテが悪いわけではなく、安価に雰囲気を手に入れるにはこれが一番です。
ですが、同じ形をしたハリボテと無垢の家具を一緒に置いて見てしまったら・・・あららら
恐怖映画のコピーではありませんが、”あなたはもう二度とハリボテは
買えなくなってしまいます”
その違いは一目瞭然・・・とまではいきませんが、そっと触ってみてください。
持ち上げてみなくとも、その重みが感じられるはずです。
これがもう一点です。

いつの間にか工房の話ではなく、ポリシーの話になってしまいましたが、
こんな”ちょっと他では見かけない””無垢の木でできた”雑貨や家具を
”作っていきたい”工房です。

オリジナルはこれからドンドン増やしてゆきますが、
「雑誌で見かけた家具を自宅のサイズでほしい」というオーダーでも大OK!

(ちなみに内部や一部に合板や無垢以外の材料を使うこともあります。
これは適材適所であって”うそつき!”と責めないでください。)

このホームページを見て、みなさんがたくさんオーダーをくれ、
ほんの少し儲かるようになったら、
も少し田舎のも少し大きな工房へ引っ越すのが大目標です。

何卒宜しくお願いいたします。

家具や小物・雑貨に関することなんでも結構です。
お気軽にご連絡ください。
なお、塗装担当の奥さんはバイリンギャル(って歳じゃないか・・・!?)
なので翻訳関係、英語関係のご相談などもOKです。

最後に・・・工房の名前の由来でもあり、奥さんが育った場所、
そして職人が天職をみつけたNY赴任時の我が家のバルコニーから見えた景色、
秋の紅葉が美しい「ハドソン川」です

ハドソン川